連作即興絵本/鬼退治

昨年、10月14日。夏にしたグループ展『7の奇跡展』のメンバーの中5人が家に集って

打ち上げを兼ねてしたのが『連作即興絵本作り大会』

最初の一人が絵を描くと、次の人はそれに文章を書き、尚かつ次の頁の絵を描く。

これを順に繰り返して、一編の絵本を作る。

どんなつもりで描いても、次の人はそんなことにお構いなく自由に発想、連想して言葉を書く。

そしてその続きのつもりで絵を描く。然し、次の人は・・・・・。

描き上がり、文章の出来た頁からスキャンし文字を入れ7枚プリントアウトする。そして7冊製本する。

お昼過ぎに始めたコラボレーションは深夜に及んでしまった。

狂ったようなこの物語、何がなにやら・・・後になればなるほど困難を極め、

みんなこめかみをジンジン言わせながら、笑いながら、唸りながら、呑みながら、食べながらやりました。

しかし、この絵本、冒頭とエンディングは空白のまま製本。

それは各々が独自の始まりと終わりを物語に加えて、共作でありながら唯一のオリジナル絵本として

完成させるためです。

共作部分までは当日なんとか出来上がりましたが、各自がそれぞれの絵本を完成させる時間は

残されていませんでした。


そして、大晦日。例年の大お絵描き大会がメンバー不足で実現しなかったかわりに

来てくれた一人と僕たち夫婦は、いそいそとそれぞれの絵本を完成させました。

呑みながら、食べながら、ウルフルズ歌いながら・・・・。


ここでは共作部分だけをご紹介します。

意味不明、滅茶苦茶パワーをお楽しみ下さい。

右下から順にご覧下さい。