klimbrothers’s 童話と絵ブログ

本当ハ面白イクリム童話と絵描きグスタフクリムのブログです。

視覚と聴覚と触覚

一番我を忘れて幸せになれるのは

触覚が感じる冷気。

視覚は光。モノの形ではなく光り。淡くとも眩しくとも。

聴覚に幸せはない、幸せになれる音はないと思い込んでいたけれど、あった。

聴覚がそれと気付く幸せは静寂。音色ではなく静寂。



それらは、ある情景と結びつくけれど

幸せな情景を思い出させてくれるというわけではない。

たまたまその時、幸せを感じていたのだ。




余計なことだが、こうして色々思うと

自分にとっての不幸せは意味にあるという気がする。

意味からの解放が幸せにとってなくてはならないものに思える。