新春企画「すごろく展」
新春企画「すごろく展」が明日から始まります。
日本一周する双六。
作家一人ごとに一県をテーマに絵や立体を作って、
作品はギャラリーに展示され、
画像は一枚の大きな双六日本地図にりました。楽しく遊べます。
僕の担当は福島県。
僕にとっての福島は安達ケ原の二本松。
高村光太郎が妻智恵子と智恵子の故郷を描いた大好きな詩『樹下の二人』。
でも、安達ケ原の二本松にはもうひとつ、とても意味深い『黒塚』という伝説が残っています。
犯す過ち。過ちの理由。そしてその浄い終焉。
福島の人々も思い出して欲しい。忘れないで欲しい。
知らない人にも知って欲しい伝説『黒塚』。
それで僕は悲劇の主人公鬼女いわてを絵に描きました。