驚きの祝日
1月12日、成人の日に妻に誘われて、
『メトロポリタン美術館・古代エジプト展』最終日へ
神戸市立博物館まで行きました。
『え!この女性、ハトシェプスト女王の横顔とそっくり!』
『え!ハトホル女神って僕が描いた座敷童ちゃんと何故似ているの!』
驚きの連続!
三階、第一展示場の冒頭にはハトシェプスト女王の胸像や
僕は列に並ばず、列の外から人々の隙間からチラチラ鑑賞。
スフィンクスを真横から鑑賞する人は一人もいず、
貸し切りの様にゆっくり僕は鑑賞。
何て美しい!ミロのビーナスの比じゃない。
と、感動した直後、その横顔とそっくりな女性をお客様の中に発見。
何たる偶然の出会い!ビックリ!
続いて展示されていたのが愛と美の女神ハトホル。
そこでも驚き。
これは正に僕が半分無意識に抱き続けてきた美の理想と全く重なるよ!
逆三角形の輪郭。頬から口角への直線的な面。狭い額。
目頭の上だけが強調された眉の陰影。そして耳!
妻は、FaceBookのタイムラインで
友人の『古代エジプト展へ行って来た!』という書き込みと出会い、
MMSで学んだりしているエジプト大好きな彼女が、
最終日になんとか間に合う、と無性に行きたくなって、
僕を誘ったそうです。
上半身の体力も大分弱まり、帰りには昇りエスカレーターの手すりに
頭も載せてたくらいの僕だけど・・・ほんとに行ってよかった。
古代エジプトの美意識に共感することが沢山あった。
ありがとう!
追伸:往きの電車の中で向いの席に掛けた若いカップルが、
歌舞伎役者と昭和レトロ娘女優のような、
現代から懸け離れたようなルックスと雰囲気!
今時の若者の中にもこんな人がいるの!?と・・・・。
『驚きの祝日』でした。