klimbrothers’s 童話と絵ブログ

本当ハ面白イクリム童話と絵描きグスタフクリムのブログです。

ゆるし

Vocaliseを選んで、よかったのです。



全然上手く描けなかった。今でも。

面白く描けたらいいやん、それが僕のアイデンティティやん!

などとウソブキながら自分を励ましても、捨ててしまいたいくらい、

でも、捨てることも、破くこともできず・・・



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自分の部屋へ持って入って

Vocaliseを聴きながら、おそるおそる、絵を眺めていたら・・・

絵を見ている自分が変わった。

それは全てを色と形に翻訳する絵描きの目ではなく

目に映るそのもの全てを愛おしむような

昔どこかでそうであったことがあるような

旅人のような目に変わっていた。



Vocaliseが僕を許してくれた。



美しいとか感動的だとか、そんなことにも関係なく

自分が自分の部屋に掛けたい絵を描こう・・・などという

いつかの自分の決心も忘れ、

これがどんなに醜い絵になっても、僕はこの絵を壁にかけます。




そして、絵が好きだから描かずにいられない、とかそんなこととも関係なく

たとえ、上手く描けなくても、満足出来なくても

これからも、絵を描き続けます。





僕は

そう

Vocaliseに

約束しました。