真夜中の公園
上ノ島北公園。
『光の海』に溺れていたい。ただそれだけが僕の望み。
そんな僕だったから、真夜中のこの公園と出会った時、
いつか、ここで『スケッチごっこ』したなぁ、と思っていました。
でも、本当に寒さに弱い僕には殆ど不可能に思えていました。
やっと、暖かい日が・・・。
本当は眠っていたのだけれど、持病が原因の足の痙攣がひどく・・・
そのまま、寝続けることも出来なくなりました。
弛緩筋がヒクヒク・・・そして痙攣!という持病なので
起きて歩けば治まることが大抵です。
『スケッチ散歩』にお出かけなさい!という運命のお知らせだったのかしら?
紺色のスケッチブックとホワイトパステル1本だけ持って・・・。
もちろん涎駄々漏れ対策であるティッシュはくわえて。
案の定、というか、うっかり、というか・・・
スケッチの上にポタッと落としてしまったけれど・・・。
『スケッチごっこ』を終えて、ご近所をぐるっと一周、お散歩。
何カ所かまた『スケッチごっこ』したいなぁ、という景色に出会ったけど・・・
紺のスケッチブックにホワイトパステル1本では難しそう!
燦々と輝く夜景ではなく、闇の中の闇、のような・・・
『侘しさ』を感じさせる景色にばかりに心惹かれたから。
でも、いい!
このスケッチ同様、結果を気にせず、押さえきれないスケッチ衝動が・・・
僕のスケッチごっこ』なのだから!
また、いつか!
きっと、いつか!