変わりたい

カフカもカミュも、この不条理な世の中に

警鐘を鳴らした訳ではないような気がする。僕には。

ただ、そんな世の中を心静かに、穏やかに生きていく

心持ちを書いているような気がする。今の僕には。

サルトルは違った。だから、カミュとサルトルは喧嘩になったんちゃうかなぁ。

カフカの『変身』も『審判』も捉えようによっては、だから、自虐的なんかも知れない。

カミュは・・・・・だから、時々泣いている。


世の中、別に変わらなくていい。

誤解せんといて。僕に変えられる力なんかないというそれだけの意味。

今のままでいいと思ってるわけでも、言ってるわけでもない。

このどこまでも不条理な世の中を受け入れて、心乱さず、平気で受けいれて生きられるように

自分が変わったらいい。

教えて欲しいのは、世の中の変え方じゃなくて、

自分の変わり方。

そやないと気が変になりそう。