klimbrothers’s 童話と絵ブログ

本当ハ面白イクリム童話と絵描きグスタフクリムのブログです。

個展しました。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

終わりました。

何年振り、何十年振りの友人と再会しました。

Linさんとお話し出来ました。

憧れの尊敬する作家さんに尊敬する三歩下がって歩きたいくらいと言われました。

大きな印刷会社の人に上手と言われ、プレゼンすることになりました。

若い人に技法を聞かれ、紹介することができました。

沢山の教え子が来てくれました。そして、改めて作品を味わってくれました。

タメ口で喋り会っていた友だちに敬語を使われました。

ちゃんと値札を貼ってなかったので、本を買おうとされた方が帰られてしまい

ギャラリーのオーナーさんに叱られました。

会期中も不備を補うために家で作業し、ギャラリー不在中に来てくれた友人に叱られました。

僕がいつも見させて頂くばかりだった作家仲間の人達に、初めて僕の作品を見てもらえました。

額縁は妻が手作りしてくれました。

初日にあまりに自分の作品から殺伐たる印象を持ったためにパニックになり

mixiを退会しました。

上の階で同時開催していた教え子のお友だちが沢山見て帰ってくれました。

彼女と共に歩んだことに深い意味を感じました。

友人や教え子やお会いしたことのないお客様が本や額絵やポストカードを買ってくれました。

搬出の重い荷物を玄関に置いたまま、熱い紅茶をクリスマスプレゼントにもらったカップに注ぎ

芳名帳を声を出して読みながら、妻と飲みました。



全く気がつかなかったのですが、Gustav Klimという人がいつのまにか存在しました。
その作品は色んな人に愛されたりびっくりさせたり尊敬されたりしていました。
Gustav Klimを通して僕を見ていらっしゃるのだなぁ(悪い意味ではなくて)、と何度も感じました。

どこにいるのかGustav Klim。

何処を探しても見つからないGustav Klimを探しても仕方がないので
昨日はミロや若沖やボッチチェリやクレーやモディリアーニアーウィンを眺めて溜息ついて過ごしました。
僕は僕と遊びます。僕もGustav Klimを好きだけど、全然手伝ってくれないから
仕方ないから、僕は僕と遊び続けます。それしか、仕方ないから。彼に迷惑かけたくないから。

ただ、ひとつハッキリ言えるのは、僕は何があってもGustav Klimを大事にしなきゃいけない、
ということ。だって、あんなに人が本気で大事にしてくださっている彼と彼の仕事をぞんざいに扱うなんて
怖くてできないし、やったらあかんことだと、この個展でいくら鈍感な僕でも思い知らされましたから。

だから、皆さんに一言だけ

ありがとうございました。